ビーコン信号発生器の製作
800Hzの正弦波のモールス信号によるビーコン信号(VVV DE コールサイン3回の繰り返し)を発生するための装置です。
出荷前にコールサインの設定が必要で、ユーザ側での変更はできません。
無線機のマイク端子に接続して送信/受信の切り替えができるように、PTT出力信号を有しています。
ハンディ機に接続できるように、マイク端子へPTT信号を抵抗でプルダウンできるようにしています。
FMの無線機用に、頭切れ防止用のタイマ(200mS固定)を有しています。
モールス信号の速度は、8WPMから50WPMまで、可変抵抗器により調整が可能です。
ビーコン信号間の休止時間は、0から16秒まで、可変抵抗器により調整が可能です。

基板の製作例 タカチ電機製プラスチックケースSW−95に格納例。
取扱説明書のダウンロード
前面ジャックの機能は、左から下記のとおりです。
(1) 無線機のマイク端子との接続用3.5mmステレオジャック(先端(チップ):800Hzのモールス信号出力、中央(リング):接続無し、根本(スリーブ):GND)
なお、JP1を接続すれば、中央(リング)に、PTT信号が出力可能です。
(2) 送信イネーブル入力用3.5mmステレオジャック(先端(チップ):KEY入力、中央(リング):接続無し、根本(スリーブ):GND) この信号を短絡すると、ビーコン信号の送出を開始します。
(3) 電源用2.1mmDCジャック(8-14V、センタープラス)
(4) トグルスイッチは、電源スイッチです。
(5) LEDは、左から緑色がKEY出力表示、赤色がPTT出力表示、黄色が電源表示です。
(6) 内部の半固定抵抗は、左から800Hzのモールス信号出力のレベル調整用、ビーコン信号間の休止時間設定用(0−16秒)、モールス信号の速度設定用(8WPM〜50WPM)です。
(7) 設定ピンJP2 写真の上側にジャンパを挿入した場合YAESU、下側にジャンパを挿入した場合ICOMのハンディ機用です。
ハンディ機以外の無線機と接続する場合は、ジャンパの挿入無しとしてください。
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